若専親父のエロエロ人生・思い出話

不細工な容姿のくせに若い男に目が無いオヤジです。いつの間にかゲイ歴約30年。これまでの体験談や思ったことを徒然なるまま、赤裸々に書いていきたい。同じような趣味趣向の同朋の方々、年齢不問で同時代を生きてきた方々、是非コメントの書き込みをお願いします。互いに思い出をシェアできると嬉しいです。

タグ:友宏

付き合いには色々なタイプがあったと思う。

1) 正に恋愛そのもので双方恋人関係だと意識した付き合い
2) 片思いだったが何度も会ってた関係
3) 恋愛感情なしに何度も会いエッチした関係
4) ただエッチするためにだけ会ってた関係
5) 恋愛感情は無く友達関係   など

3) と 4) はセフレってことかな。
薔薇族デビューの頃は 1) とか 2) を期待してたのに、実際はエッチ目的の人がほとんどな現実を知って開き直り、セフレに走ってた時期がある。と言うか、そう言う方が多かったかもしれない。😅

初めての人って忘れられない。ウケもタチも初めて経験した人は友宏さんで、この分類からすると間違いなく 2) に相当する。そして、傷心から立ち直った頃に出会った伸吾さんは 3) かな。どちらも大学時代の苦い思い出だ。

ゲイサウナやゲイ旅館など発展場にはかなりの回数行った。そこでエッチするだけの人も何人か居た。互いにまた会う約束をした人も居れば、何故か発展場で何度も会った人も。そう言うのは間違いなく 4) だ。今思えば、 1), 2) と 3), 4) は相容れなかった。つまり、俺が恋愛感情をもって誰かと付き合ってるときは、当然と言えば当然だが発展場にも行かなかったわけだ。何度も会ってても、同時期に発展場に出入りしてたり、発展場に行きたいと思った場合は、その相手との関係は 3) で、そうで無い場合は 1) か 2) って事になる。人の感情、性的欲求なんて不思議なものだから一概には言えないけどな。

伸吾さんと付き合ったのは自分でも良くわからない。薔薇族の投稿欄で知り合ったのだが、ちょっとメタボな40代半ば、実年齢より老けて見える薄毛頭、見た目も間違いなく下の中以下と言っても良いくらい不細工。町で一緒に食事することもあったけど、一緒に居るのが恥ずかしいくらいだった 😅。そんな伸吾さんに何故何度も会ってたかと言うと、一つは人柄。あっけらかんで隠し事が無いというか、俺も気が楽だったこと。そして、もう一つはセックス。

イケメンの定義にもよるが、格好いい人とエッチしたいと思うのは誰でも同じだろう。あの股間にはどんなモノがあるのかも興味の対象だ。少し膨らんでたりすると思わずその動きを注視してしまう。昔は今の様にピッタリしたボクサータイプは少なくトランクス派も多かったので、膨らみの動きも観察しやすかった 😝

話を戻すと、何故俺がブサメン中年の虜になってたのか。。。格好いい人とヤリたいと思う気持ちの正反対で、「ブサ男にやられる興奮」を感じてたんだと思う。そういう感覚はその後も色々とあったから。多くの人は理解できないかもしれなが、これもある意味、俺のM気によるところなのかな。そう言う感覚が21歳の俺に既にあったのだと思う。場末好きも同じようなものだろう。

伸吾さんと初めて会ったとき、それまでに会った人の中でも群を抜いて不細工なオッサンから逃げたいと思った。でも、同時に、俺の中の悪魔が囁いた。『おまえ、こんなオッサンにやられてみたいんだろ、きっと興奮するぞ』と。そう思い始めると伸吾さんの股間、モロに左に偏ったモノの膨らみが気になり始めた。
つづく

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イケメンとは何か。
テレビでは、ごく一部の不細工顔以外の男はみなイケメンと呼ばれてる
俺的には明らかに不細工だったりキモかったりするんだが。。。
典型的にキモ・ブサなのは、隣国から来てるメンズグループの連中かな
ああ言うのにキャーキャー言ってる女の気持ちがわからない 😝

いい男と思うかどうかは人それぞれ
俺的にはこんなのが正統派イケメンの一人
色気も感じるしヤリたいとも思う
heatsecret13-11

友宏さんとの関係が終わってからしばらくの間は悶々とした生活を送ってた。大学の友達と遊び回るのは楽しかったが、一人になったとき気持ちは落ち込んでたように思う。そんなある日、突然手紙が来た。薔薇族に投稿してから半年以上経っていたのに、それを見て手紙をくれたのだった。

返事を出すか迷った。手紙には綺麗事が並べられてることが多かったが、その人の手紙は違った。かなり露骨にヤリたいという内容のコトが書かれていたように思う。以前の俺なら多分無視してただろうけど、その時は少しムラムラしたものがあって葛藤した。結局、誰かとヤリたい気持ちが勝って返信した。

待ち合わせ場所に行ったがどんな人だかわからない。そこそこのルックスの人だと期待したのが間違いだった。しばらくして俺に声をかけてきたのは、とても30代前半とは思えない風貌・・(つまり若ハゲ)の人だった。一瞬無視して帰ろうかと思ったけど、俺の心は既に誰かとヤルことの期待感の方が強かったので誘いに乗ることにした。

待ち合わせ場所には俺より前に来てたらしいが、その人曰く『あんなにノンケっぽくて可愛い子のはずはない』と思って躊躇ったんだそうだ 😅

彼 「うち近くなので来る?」 (俺、いきなりなんかい!)
俺 「いいですよ」 (もうバージンじゃ無いし抵抗してもなぁ・・)
彼 「もう沢山の人と会ったでしょう」
俺 「まぁ、そうですね。投稿したの初めてだったから」
彼 「イイ人居なかったの?」
俺 「どうなんだろう。。」

そして、その人の部屋に着いたら・・「君のプロフ見てヤリたい気分抑えられなくてさ(笑)」と言い出して、会話も無いまま俺のカラダを触りだした。俺はもう覚悟を決めてたので、性欲解消と快楽のためだけにカラダを許した。

シャツのボタンが外され、上半身裸にされて、その人は俺の乳首を舐め始める。まだほとんど感じない時期だったけど、それでもくすぐったくて俺はカラダを動かした。キスだけは意識的に避けた。それは彼にもわかったようで、その分、下半身の愛撫に集中した。ベルトが緩められてジーンズとトランクスを同時に下ろされた。ダラりと垂れた俺のモノを口に含んで舌技で勃起させた😆

彼も服を脱いだ。頭は薄いのに胸毛や体毛は意外と濃い。そして彼は段々と本性を表してきた。結構強引で征服欲が強い。力強く押さえつけられて汚い言葉も吐き出した。そう言うのを聞いて、俺は冷めた。でも、カラダの興奮は抑えられない。

両足を持ち上げられてケツを執拗に舐められた。そしてガチガチになったものを俺に押しつけて挿入。
痛かった。俺は友宏さんのことを思い出しながら泣いてたと思う。

腰を動かしながら俺のモノをしごき、俺は耐えられずにイッタ。
その後、その人の動きが止まった。そして俺のカラダの上に倒れ込んできた。
そう、その人もイッタのだ。

ジェルで濡れたケツをティッシュで拭き取ると栗の花の香りがした。

無言のまま二人でシャワーを浴び、その人は俺のカラダをくまなく洗ってくれた。
そして俺は帰った。

帰りの電車の中で涙がこみ上げてきて抑えきれなかったのを覚えてる。
きっと周りに居た人は何事なんだと驚いたことだろう。
でも、俺はそういう人目を気にすることもできずに、泣いた。
俺の頭の中にあったのは、多分、友宏さんの事だけだったような気がする。

その人と会ったのはその日だけで、その後、手紙が来ることもなかった。

最初の頃は自分で投稿欄に載せていた。一度投稿欄に載せればそれなりの数の返信が来て、ただそれを待つだけで良かったから。最初の投稿では20通近くも返信が来たけど、二回目に載せたときは10通くらいに減った。年齢、体型を記載するのは決まり事で、一度会った人は直ぐに俺だとわかって、また手紙をくれることはなかったから減って当然だ。

最初の投稿で手紙をくれた人とは、遠方の人を除いてほとんど会った。初めの頃は会う時にワクワクしたものだが、そういう感覚も少しずつ薄れていった。待ち合わせをして会っても、ブラブラ街を歩くだけで何も無かった人も居たが、直ぐに自宅に誘われることの方が多かったかもしれない。前にあった人から「自宅に行くことはエッチOKの合図」ってのを聞いてたので、気軽に着いていくことは無かったなぁ。逆説的にお断りしてたことになって、二度目に会うことはなかったように思う。

正直、少しがっかりしてた。ゲイの知り合いが欲しくて投稿したのに、カラダ目当ての人が多かったと感じてたから。でも、二回目に投稿した頃には、そういうことにも慣れてきてたように思う。いや、少し開き直ってて、もしかしたら自分から求めてたのかもしれない。既に4〜5人とはしごき合ったりのエッチは経験してたから。

二回目の投稿で会った人だったと思うが、不思議な魅力を持った人がいた。ゲイ名(友宏)と言う30歳くらいのスリムな人で、感情を顔に全く表さずに淡々としてた。よく言えば、色々なことに超越してるようにも見えた。普通なら言いにくいことでもストレートに言うし、少し一方的なところもあって俺からするとグイッと引っ張られてる感じがして悪くは無かった。

喫茶店に入ってお茶を飲んでるときにはほとんど会話らしいものは無くて、きっと気に入られてないんだろうなと思ってたのに、店をでるときにいきなり、「家に来るよね」と言われ、優柔不断な俺は明確な返事もできずにその人の家まで行ってしまった。

彼「沢山手紙来たでしょ」
俺「20通くらい来たと思います」
彼「そうだろうね、まだ10代だし(笑)」
彼「じゃ、もう何人もと会ってヤッテるんだ」
彼「経験は? 俺リバだからどっちでもいいよ」
俺「あ、そういうのは無いです」
彼「あ、そう。じゃ俺とやろうか(笑)」

とまぁ、こんな感じの会話をしたが、翌週末にまた会う約束をして、その日は何もせずに家に帰った。

友宏さんとは半年くらいに渡って会ってたかなぁ。付き合ってた感覚では無いが、友宏さんが俺にとって最初の人になった。三回目位に会ったときに泊まっていくことになり、その夜にバックを初体験。とにかく痛くて泣いたのを覚えてる。一度一線を越えてしまえば、次に会ったときからは毎回求められた。タチを経験したのも彼が最初だ。

しばらくして、急に連絡が取れなくなった。自宅に行ってみると既に部屋は空室だった。何が起こったかわからないまま呆然として家に戻った記憶がある。そして数週間が経った頃、「転勤になっちゃって・・・」と手紙が来た。どこに転勤になったのかも書いてなくて、もちろん、差出住所もなかった。

あの時は泣いたね。俺って何だったんだろうって思った。
ゲイの世界ってこんなものなのかって嫌になった。
1年位はゲイ不信 😜に陥り、買った雑誌も貰った手紙も全て捨てた。

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