終電を逃してしまったある日、お巡りさんのパトロールを避けながら俺はベンチを移動していた。流石に人影はほとんど無くなった。が、それでも何人かは獲物を求めて徘徊してたと思う。そんな中、一人に目が留まった。坊主頭ですらっとした体型、30代半ば位だろうか、周りを気にする事無くさっさと歩いていたのでノンケさんだと思った。でも、俺が別のベンチに座っていたときにもその人が俺の前を通った。もしかしたら・・・
しばらく後ろを着いていくと、その人は通路から少し離れたベンチに腰掛けた。俺が視線を送りながら前を通り過ぎようとしたら、その人が俺の方を向いてにっこり微笑んだのだ。俺も微笑み返す。そして、その先にあったベンチに俺が座ってるときに、その人が俺の所に来た。
「さっき、あっちのベンチに座ってたでしょ」
「こんな時間に居るから間違いないと思ったけど・・・」
二回目に俺の前を通ったのは確認するためだったのだ。俺も、それで確信できたんだけど。
「可愛いよね、よくココ来るの?」
「時々かなぁ、そっちも格好いいですよね。髭が似合ってるし(笑)」
そんな話をしながら自然と手を握り合ってた。地方から仕事で来ていて翌日に帰るので、思い切って日比谷公園に来ることにしたらしい。長く付き合ってる年下の彼氏はいるけど、今では兄弟みたいになって互いに自由にやってると話してくれた。俺はハッテンしまくってることなど恥ずかしくて言えなかった。。😅
「この後、どうする?」
「近くに住んでるの?」
俺 「いや・・電車なんで。。」
「じゃぁ、俺のホテルに来るか?」
断る理由なんて何も無かったので、俺たち2人はタクシーでホテルに向かった。夜中は受付に人が居なかったのでカードで簡単に入ることができた。繁華街外れのビジネスホテルなので、色んな用途で使う人がいたんだろうなぁ・・😄
部屋で二人きりになると流石に緊張した。明るいところで見てもやっぱり格好いい。その人にも同じようなことを言われた 😅。少し緊張してる俺のことがわかってか、その人はすっと俺に抱きついてきた。そして貪るようにキス。着ていた物を互いに脱ぎ、興奮したモノを確認しながら2人でシャワーを浴びた。
「ケツ、いいの?」と言う声に俺は無言で少しうなづいた。シャワーを止め、後ろから抱かれたまま少しずつ挿入された。ゆっくりと腰を動かしながら、「ケツの中で締め付けられる感触が気持ち良い」とその人は言った。激しい動きは無くても、精神的な快楽で絶頂に達した。俺がイッタのを見届けるように、その人も俺の中で果てた。気持ち良かった。そして裸のまま抱き合って寝て朝を迎えた。
一夜限りの関係だとわかっていても別れるのは辛かった。それはその人も同じだったはずだ・・と思いたい。帰り支度があるとのことで、俺は8時前にホテルを出た。そして、同じ通りの駅前にあったマックの二階で、俺は少しボーッとして外を見ながら朝飯を食った。さっさと帰っていれば良かったと思ったのはその後だ。
その日は特に予定も無かったので、俺はそこに1時間以上も居たと思う。そして見たくも無かったものを見てしまったのだ。一瞬で現実に引き戻されるような。。。駅に向かってくるその人を見て嬉しくなったのもつかの間、駅前で女性と待ち合わせしていたのだ。そして隣には子供も。間違いなく奥さんと子供だったのだろう。駅の中に消えていく彼を見て、俺は呆然とした。まぁ、それが現実。ゲイであることを隠して結婚してる人は沢山居る。ましてや、彼のようにハンサムな人が独身ゲイであるはずが無い。
あの時に感じた思いは、俺のその後の人生に影響を与えたと思う。エロエロ人生の思い出話だけにしてプライベートな事の詳を書く気は無いが、実は俺も結婚経験者だ。物心着いた頃から男に興味があり、女という存在が目障りだった。けど、世間並みのことをしようとすると結婚は避けて通れなかったのも事実。愛されるだけで愛することの無かった結婚生活。第一、女と一つ部屋の中に居ることだけで気が休まらなかったように思う。適当な理由を付けて家をでて発展場に出入りする俺。そんな生活が約1年半。出張で自宅を離れることがなかったら、とてもそんなには続かなかったと思う。俺は会社を辞め、離婚して、1人のゲイとして自由に生きていくことを選択した。そして、三ヶ月間の東南アジア放浪の旅に出た。
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目鼻立ち濃い爽やかなタイボーイって感じのこの写真
随分と昔の写真だが、嫌いじゃ無い
しばらく後ろを着いていくと、その人は通路から少し離れたベンチに腰掛けた。俺が視線を送りながら前を通り過ぎようとしたら、その人が俺の方を向いてにっこり微笑んだのだ。俺も微笑み返す。そして、その先にあったベンチに俺が座ってるときに、その人が俺の所に来た。
「さっき、あっちのベンチに座ってたでしょ」
「こんな時間に居るから間違いないと思ったけど・・・」
二回目に俺の前を通ったのは確認するためだったのだ。俺も、それで確信できたんだけど。
「可愛いよね、よくココ来るの?」
「時々かなぁ、そっちも格好いいですよね。髭が似合ってるし(笑)」
そんな話をしながら自然と手を握り合ってた。地方から仕事で来ていて翌日に帰るので、思い切って日比谷公園に来ることにしたらしい。長く付き合ってる年下の彼氏はいるけど、今では兄弟みたいになって互いに自由にやってると話してくれた。俺はハッテンしまくってることなど恥ずかしくて言えなかった。。😅
「この後、どうする?」
「近くに住んでるの?」
俺 「いや・・電車なんで。。」
「じゃぁ、俺のホテルに来るか?」
断る理由なんて何も無かったので、俺たち2人はタクシーでホテルに向かった。夜中は受付に人が居なかったのでカードで簡単に入ることができた。繁華街外れのビジネスホテルなので、色んな用途で使う人がいたんだろうなぁ・・😄
部屋で二人きりになると流石に緊張した。明るいところで見てもやっぱり格好いい。その人にも同じようなことを言われた 😅。少し緊張してる俺のことがわかってか、その人はすっと俺に抱きついてきた。そして貪るようにキス。着ていた物を互いに脱ぎ、興奮したモノを確認しながら2人でシャワーを浴びた。
「ケツ、いいの?」と言う声に俺は無言で少しうなづいた。シャワーを止め、後ろから抱かれたまま少しずつ挿入された。ゆっくりと腰を動かしながら、「ケツの中で締め付けられる感触が気持ち良い」とその人は言った。激しい動きは無くても、精神的な快楽で絶頂に達した。俺がイッタのを見届けるように、その人も俺の中で果てた。気持ち良かった。そして裸のまま抱き合って寝て朝を迎えた。
一夜限りの関係だとわかっていても別れるのは辛かった。それはその人も同じだったはずだ・・と思いたい。帰り支度があるとのことで、俺は8時前にホテルを出た。そして、同じ通りの駅前にあったマックの二階で、俺は少しボーッとして外を見ながら朝飯を食った。さっさと帰っていれば良かったと思ったのはその後だ。
その日は特に予定も無かったので、俺はそこに1時間以上も居たと思う。そして見たくも無かったものを見てしまったのだ。一瞬で現実に引き戻されるような。。。駅に向かってくるその人を見て嬉しくなったのもつかの間、駅前で女性と待ち合わせしていたのだ。そして隣には子供も。間違いなく奥さんと子供だったのだろう。駅の中に消えていく彼を見て、俺は呆然とした。まぁ、それが現実。ゲイであることを隠して結婚してる人は沢山居る。ましてや、彼のようにハンサムな人が独身ゲイであるはずが無い。
あの時に感じた思いは、俺のその後の人生に影響を与えたと思う。エロエロ人生の思い出話だけにしてプライベートな事の詳を書く気は無いが、実は俺も結婚経験者だ。物心着いた頃から男に興味があり、女という存在が目障りだった。けど、世間並みのことをしようとすると結婚は避けて通れなかったのも事実。愛されるだけで愛することの無かった結婚生活。第一、女と一つ部屋の中に居ることだけで気が休まらなかったように思う。適当な理由を付けて家をでて発展場に出入りする俺。そんな生活が約1年半。出張で自宅を離れることがなかったら、とてもそんなには続かなかったと思う。俺は会社を辞め、離婚して、1人のゲイとして自由に生きていくことを選択した。そして、三ヶ月間の東南アジア放浪の旅に出た。
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目鼻立ち濃い爽やかなタイボーイって感じのこの写真
随分と昔の写真だが、嫌いじゃ無い